今から始めても楽しめる?オーバーウォッチが期間限定で無料プレイできるのでやってみた
今回のゲームレビューは世界的な人気を誇るマルチプラットフォームのゲーム「OVERWATCH - オーバーウォッチ(OW)」。
とある日、ニンテンドースイッチのゲームニュースを見ていたら、OVERWATCH(オーバーウォッチ / OW)というシューティングゲーム(FPS)が、Nintendo Switch Online加入者向けに期間限定で無料で遊び放題(期間:10月13日 10:00 ~ 10月20日 23:59の1週間)となっていた。
このゲームはもともと2016年にPCゲームで発売され、その後、PS4と海外XBOX版に移植され、さらに2019年10月にスイッチでも発売開始されている世界的に人気のFPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム / つまり照準を合わせて敵を銃で撃つタイプのゲーム)だ。
そんな有名所のゲームが、期間限定で1週間遊び放題なんて・・・やってみたい! でも、このFPS系のゲームはだいたいチームに分かれてのオンライン対人戦(もちろんOWも)。ニンテンドースイッチでも1年も前に発売されたゲームなので、今やってるプレーヤーの人たちはベテランぞろいだろうし、全然このオーバーウォッチやったことがなく、さらにFPSゲームもあまりやらない私のような超初心者が、やってみても楽しめるのかどうか・・・非常に悩んだけれど、やはり一度はチャレンジしてみようと決意してプレイしてみたので、そのゲーム内容の概要や感想などをレポートしたいと思う。
さて、オーバーウォッチをダウンロードして、早速ゲームを始めてみると、最初に始まるのはゲームの操作方法などを教えてくれるチュートリアル。
銃の構え方や、特殊技の使い方。敵の狙い方など、ゲームの基本的な操作方法をここで覚える。しかし、ゲームは一人称視点の3Dなので、移動しているだけでカメラワークで酔ってしまう(笑)こんなんでゲームできるのか・・・なんて気分悪くなりながらフラフラと銃を打つ私。
でも、オーバーウォッチは他の3Dゲームに比べて3D酔いがマシなのか、操作方法が身体に馴染んでくると、その気分が悪いのもだんだんと取れていった。うん、このゲーム頑張れるかも(笑)
チュートリアルで基本的な操作方法を覚えたところで、ゲーム内容の基本的な部分を覚えていく。このオーバーウォッチ(OW)のゲームは、6人チームを作って戦う、オンラインFPSゲームとなっており、操ることができるヒーローキャラクターは全部で32種類。どのキャラも個性的な技を持っていて、キャラによって戦い方もかなり異なってくる。
そのヒーローのキャラクターデザインは、アメリカンコミックスに出てきそうな雰囲気のキャラが多いんだけど、でも日本人にも受け入れられそうなタッチに描かれていて魅力的。そしてこれらのゲームキャラは、大きく分けて「タンク」「ダメージ」「サポート」という役割(ロール)に分かれていて、例えばダメージタイプなら、戦場での敵の殲滅に優れた能力を持っていたり、サポートなら味方の回復や各種支援が得意だったり。なかなか奥が深い。
最初のロール:タンクは、タフな特質を備えていて、戦場の最前線で味方を攻撃から守ったり、敵の連帯を切り崩したり・・・と、戦場で先陣を切ってゲームメイクをしていくロール(らしい)。タンクロールで選択できるヒーローは全部で8タイプ。
これは全てのロールのキャラに言えることではあるが、タンクと言っても使うキャラが違うと、その操作方法もかなり異なってくる。例えば上の写真のように前方にバリアを張って弾幕から自分や味方を守るキャラもいれば、バリアは無いけれど高速でボール状になって転がって敵陣へと突き進むキャラもいたり・・・本当にキャラクターの選択次第で、ゲーム内容が一変する。それがこのオーバーウォッチというゲームの魅力なのだろう。
全部で17種類のヒーローを有するロール、それが「ダメージ」タイプのロールだ。ゲーム内での役割は、名前の通り、敵を倒していくダメージソースとなる役割を果たす。キャラの種類が多い分、このダメージロールをプレイする人口も多いようで、ゲームマッチングの際には、タンク、ヒーラーに比べて時間がかかるのが難点。
このダメージロールのキャラは、普通に殲滅能力が高いキャラもいれば、暗殺部隊のように敵の懐に忍び込んで、敵を内部から撹乱させるようなトリッキーなキャラも存在していたりと、こちらもキャラによって様々な個性が楽しめる。
最後のロールは「サポート」。このロールに属するキャラクターは、ゲーム内で戦場の前線に立って行動するというよりは、一歩下がって味方を回復したり、行動をサポートしたりとヒーラー的な役割のロールとなっている。ヒーローの種類は全部で7種類。
私はこのサポートロールを選択することが多いのだけれど、その理由は前線に立って敵を倒すことよりも味方を回復したりしてチームに貢献できるところが大きい。初心者な私は敵を目の前にするとパニクって照準(エイム)が無茶苦茶になって気がついたら倒されている・・・みたいなことが多い(笑)でも回復系ならタンクの影に隠れて回復しながらコソコソ敵を撃てたりするので・・・卑怯な立ち回りでも許されるサポートロールは、非常に私向きだ。
オーバーウォッチは基本的には6人 vs 6人で戦うゲームとなっているが、そのゲーム内容は主に以下のような内容に分かれており、クイック・プレイモードでは、ゲームマッチング後にエリアに入ると、自動的にルールが決定される。
- モード:クイック・プレイ
- 同じぐらいの腕前のプレイヤー同士6人 vs 6人で戦うチームバトル。1チーム内で同じキャラクター(ヒーロー)は使用不可となっており、ゲームマッチングのエントリー時には自分の希望するロールを入力して待つことになる。ロール構成はタンク×2、ダメージ×2、サポート×2で固定。なお、クイックプレイでは以下のゲームルールが用意されている。
- アサルト
- 攻撃側と防衛側に別れて戦い、攻撃側は拠点を制圧することを目的に、防衛側は拠点を守り切ることを目的に戦うバトル。
- エスコート
- ペイロードと呼ばれる車両タイプのオブジェクトを援護し、目的地まで運ぶ側と、それを阻止する側に別れて戦うゲーム。
- ハイブリッド
- アサルトとエスコートが合体したゲームルールで、拠点を守ってペイロードを出現させ目的地まで運ぶ側と、それを阻止する側で戦うバトル。
- コントロール
- 両チームが一つの拠点を奪い合うルールで、拠点を占領すると徐々に上がっていくゲージを累計100%にすれば勝利となる。1勝利1ポイントで2ポイント先取したチームが勝つバトルとなる。
- モード:アーケード
- 特殊ルールで戦う、クイックプレイよりもカジュアルなゲームルールが多いのが「アーケード」モード。内容は様々なものが日替わり、週替りで入れ替わる。期間限定バトルなどもこのモードに含まれる。
- キャプチャー・ザ・フラッグ
- 6対6で旗を奪い合い、自軍の拠点に持ち帰ることを競い合うルールのバトル。
- クイックプレイ・クラシック
- クイックプレイモードと同じ6対6で戦うゲームだがロール被り制限が無い。
- ミステリー・ヒーロー
- 自動的にヒーローが割り当てられる6対6ゲーム。
- その他
- その他、様々なルールのゲームが用意されているようだが、私もまだ未体験なのでここでは割愛させていただきたい。
以上のような様々なルールで繰り広げられるバトルを仲間と協力して戦いながら勝利を目指すのが、このオーバーウォッチのゲーム内容となっている。
実際に私もクイックプレイでゲームマッチングにエントリーして様々なルールのもとでプレイしてみたが、まぁ下手くそではあったけど、仲間と協力していけば意外なほど有利に戦えたりと、協力プレイの楽しさを実感できる面白いゲームになっていた。FPS初心者でもこのゲームは想像以上に楽しめて良いかも!
オーバーウォッチ(OW)のゲームは、全世界でファンがいるのが納得できる、初心者でもなかなか面白く楽しめる魅力のガンシューティングゲームだった。Nintendo Switch Online加入者向けのプレイ無料期間は2020年10月20日いっぱいとなっているが、プレイしたゲーム内容は正規版を購入すれば引き継いで遊べるようなので、私も期間内無料で遊び倒してから、その後購入してじっくりプレイしてみようと思う。さぁて、今日はどんなヒーロー使ってプレイしようかなぁ。