【MTゲームレビュー / 評価】オーバークック2ってどうよ?買うべき?
ニンテンドースイッチ、PS4、XBOX ONEのマルチプラットフォームで展開されているオンライン対応のゲーム「Overcooked 2 - オーバークック2」を辛口(?)ゲームレビュー!
このオーバークック2は2018年にリリースされたゲームだが、発売からかなり時間が経った今でも人気があり、オンライン協力プレイや対戦プレイもマッチングしやすい状況だ。そんなロングヒットのオーバークック2を、Nintendo Switch Online のいっせいトライアルでダウンロードして遊んでみたので、そのゲーム内容や感想などを正直にレビュー / 評価してみたいと思う。
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このオーバークック2は、ジャンル的には「クッキングアクションゲーム」ということになるらしい。最大4人で手分けして、次々に注文される料理を制限時間内にどんどん作っていくというゲームだ。
例えば、上のスクショはステージ 2-2のものとなっているが、ゲーム画面左上にどんどん料理の注文が入ってきて、料理の制限時間内(注文の上のバーが制限時間となっており時間経過とともに減っていく)に、レシピ通りに注文を仕上げてカウンターに料理を届ければ注文完了となる。
もう少し詳しく説明すると、例えば一番左の注文は肉のパスタの注文で、パスタを鍋で茹でて、お肉はまな板で切ってその後フライパンで炒めて、最後にお皿に炒めた肉と茹でたパスタを合わせれば料理完成となり、その料理をステージ左のカウンター(ステージによりカウンターの場所はそれぞれ異なる)に届ければオーダークリア。
時間内に料理を仕上げるというのがアクションゲーム的な感じになるが、食材をちゃんと決められた場所で切ったり炒めたり茹でたりする必要があるため、実際にプレイした感想としてはアクションゲームというよりはパズルゲームっぽい感じがする。
このオーバークック2のゲームモードは、「ストーリー」「アーケード(4人協力プレイ)」「対戦(2対2)」の全部で3つ、アーケードモードと対戦モードは4人プレイが基本となっており、ローカル通信だけでなくオンラインマッチング(公開 - ランダムマッチング / 非公開 - フレのみのクローズドマッチング)にも対応となっている。
各モードをもう少し詳しく見ていこう。まずは「ストーリーモード」から。このモードはこのオーバークック2の王国を料理の力で救うという感じのモードになっており、順番に各ステージをクリアしていく展開となる。
なお、このストーリーモードは自分ひとりでソロで遊べるだけでなく、フレンドや身内とマッチングすれば、協力しながらステージを進めていくこともできる(要Nintendo Switch Online加入)。複数台のスイッチがあれば、家族で協力して遊ぶことができるのも楽しい。
私も複数台のSwitchを持っているので、試しにこのオーバークック2を家族と一緒にプレイしてみた(内容は上の動画をチェックしてね♪)。身内とゲームすると、途中なかなかクリアできないとムキになって喧嘩になったりもするが、まぁそれもこのゲームの面白さじゃないかなぁ?(笑)と思う。
基本的なゲームの操作方法は非常に単純なので、あまりゲームが得意じゃない人でも気軽にプレイできるので、そういう意味でもこのゲームはカジュアルで楽しいと思う。
オーバークック2のオンラインで一番人が多いのがこの「アーケードモード」だ。このモードは4人で協力して注文された料理を仕上げていく、まさに協力プレイモードとなっている。オンラインで協力というと「下手だから心配・・」と不安に思うかもしれないが、実際にオンラインでプレイしてみると、上手い人も居るけれど、全然訳わからずにバタバタしている初心者プレイヤーさんも多く、上手いとか下手とかは気にせずにプレイできる感じなので、気軽にオンラインマッチングを楽しもう。(たまにマッチング入ってすぐにすぐに解散されたりもするけどそのあたりは気にせずに)
このアーケードモードでは、協力しあわないと注文が完了できないようなステージもあったりする。
例えばこの上のステージは、左側が食材置き場とカッティング、ミキサーコーナーになっていて、右側が食材を焼いたり炒めたりするベイキングコーナーになってるんだけど、左から右のコーナーへは一人がバズーカに入って、もうひとりがバズーカのボタンを押さないと行けない仕様になっている。
このあたりの協力プレイも、最初はわからなくてもやっていくうちに要領がつかめてくるので、みんなでワイワイやりながらドタバタクッキングを楽しもう♪
オーバークック2の最後のモードは、2人 vs 2人でスコアを競い合う対戦モードだ。この対戦モードは、このオーバークック2のユーザーは、平和主義な人が多いせいか、協力プレイのアーケードモードに比べて人が少なく、マッチングスピードも遅め。タイミングによっては1人vs2人みたいなことになったりもする(その場合は1人のチームは2つのキャラを入れ替えて操作)。
この対戦モードでは、チームになった2人が協力しあって料理を完成させていくような仕様となっている他、相手チームの陣地に入って食材を横取りするような妨害プレイも可能だったりもする。
この対戦モードでは、ステージ選択画面にてチームを自分で選択(Switchの場合はXボタンで選択)することもできる。例えば友達とかカップル、夫婦、親子でグループを組んで対戦モードをオンラインマッチングさせて、2人とも同じチームカラーを選べば同じチームで協力しあって他の人と対戦もできるというわけだ。
クッキングアクションで世界を救う、オンライン対応のオーバークック2は、実際にプレイしてみた感想としては、ゲームのルールも簡単で、老若男女を問わず誰でも気軽に楽しめるとても良いゲームだなぁと感じた。
ただし、やり込んでも強くなっていくRPGのようなビルド要素は無いので、ゲームとしては空いた時間の暇つぶしや、友達とワイワイしたいときや、家族の団らんで楽しむ感じのカジュアルゲームとしての要素が強い。ただ、ゲームの値段もスイッチのオンラインコード版なら2,500円前後(ときにはセールで50%OFFだったりもする)と他のゲームに比べて安いので、すぐに飽きるかもしれないけど、気軽に初めてみるのも良いんじゃないかなぁ?と思う。
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